hujinonnの日記

吟隊長推しのチンアナゴが『宇宙よりも遠い場所』について綴ったり綴らなかったりするブログです。

『宇宙よりも遠い場所』しらせ停泊のフリーマントル聖地巡礼 その2

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2019年11月29日〜12月2日にかけて宇宙よりも遠い場所聖地巡礼としてしらせ停泊中のフリーマントルへ行ってきました。その2日目の様子を綴って行きたいと思います。


現地時間12月1日、午前5時過ぎ。

フリーマントルで迎える最初の朝。本当は7時頃まで寝ているはずでしたが目覚ましが鳴らず寝過ごす夢を見た為飛び起きてしまいました。長距離・長時間を移動した割に疲れは感じて居ません。恐らく昨日からの出来事に未だテンションが上がりきったままだったのでしょう。

日本との時差は1時間で向こうは午前6時。もう暫くするとツイッターのTLにプリキュア仮面ライダーの実況が流れ始めるな、なんて考えながら身支度を整えていきます。


巡礼2日目のスケジュールですが昨晩の食事会で話し合った結果下記のようになっていました。


8時半頃、灯台リベンジ⇨竪谷さんと合流⇨しらせ近辺で竪谷さん、横断幕と共に記念撮影⇨マーケット聖地巡礼フリーマントル刑務所観光⇨流動的な時間⇨19時頃に空港に向けて出発


これに追加して個人的に撮影したいあれやこれやがあるため早速街へ繰り出します。


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午前6時過ぎ、気温は15度程度。湿度も無く爽やかな空気。朝日に照らされた街並みの最奥にしらせの姿を確認します。


10分足らずでしらせの下へ到着。朝日に照らされたその姿に昨日とはまた違った趣を感じます。あぁ、それにしても空が青い。

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さて、灯台リベンジ迄にやっておきたい事は大枠で3つ。時間に余裕も有りませんからテキパキ行動を起こします。数分の遅れが生死に関わりますからね。


その1。

宗谷の記念キーホルダーとしらせの撮影。航海の無事を祈願。

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その2。

我が家のアイドル、キマリさんドールの撮影。キマリさんもそうですがペンギン人形も精々連れ出して館林迄のつもりでした。まさかフリーマントルにまで連れて行く事に成るとは思っても居ませんでしたね。昨日と異なり風が強かった為中々自立出来ず。一瞬の隙を見て撮影です。

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その3。

監視カメラに映ってみる。この為にわざわざオーロラタペストリーを持ち込みましたが結果はイマイチ。大漁旗並みのサイズが必要でしたね。それでも日本から数名が見ておられた様で反応を頂きました。皆さまチャレンジ有難うございました。

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午前8時半、約束の時間となり樹さんと合流。一路灯台を目指します。道中には海水浴場も有りますがまだ早朝のためか誰も見かけず。

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灯台少し手前からの撮影。雲1つない晴天に青い海、そして灯台。この旅お気に入りの一枚でも有ります。

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そして遂にオープニングに登場する灯台の撮影にリベンジ成功です。

ツイッターでこの灯台を訪れた報告を見てから早幾年。海外まで聖地巡礼に行くだなんて何と熱狂的なファンなのだろうか、凄いなぁ到底真似できないなぁ。そんな感想を抱いていたはずの自分がこの地に立っているとは…。よりもいが一歩踏み出す勇気を与えてくれる物語と言う事がよく分かりますね。

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撮影を堪能して帰路につくと道中の海水浴場付近で声を掛けられた気配を感じます。辺りを見回すと前方から西荻窪で見慣れた姿を発見。竪谷さんと合流です。

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(よりもいスタッフ日向正樹さんデザインのじんからTシャツを着用される竪谷さん)


竪谷さん発案により早速横断幕を広げて記念撮影開始です。同じく灯台の観光に来ておられた観測隊員さんに撮影をしていただくと言う情報量の多さに脳が付いていけていません。

そしてこの横断幕を企画された樹さんには心から感謝。

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灯台の観光と記念撮影も終え次はマーケットかなと思っていましたが荷物などで一旦しらせへと戻ると言う事に。よりもいやフリーマントルの話に花を咲かせつつしらせへと到着するとここでサプライズが…。


通常守衛さんがおられる為しらせへはフェンス迄しか近づく事は出来ませんが何と竪谷さんの知り合いと言う形でしらせ目前まで立ち入らせて頂けることになりました。


守衛さんと交渉中の竪谷さん。この時点で既に通常立ち入り禁止のフェンスを1つ超えています。

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2つのフェンスを超え、眼前に広がるしらせ。まさしく7話、ここで女子高生観測隊達がリポートをしていたのですね。興奮で手が震えます。

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荷物を置きにタラップを登る竪谷さん。今思えば7話アバンの再現をお願いすれば良かったですね、痛恨の極み。

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〜竪谷さん待ちの間に色々やったけど写真が無いと言うオチ〜


改めて竪谷さんと合流していよいよマーケットを目指します。…目指しますと言っては見たものの実はフリーマントル巡礼同人誌を持ってき忘れた為全く位置関係を理解していません。ペンギンが如く竪谷さんの後をえっちらおっちら追いかけていきます。

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冷静に考えなくてもよりもい原作側の竪谷さんにフリーマントルを案内して頂くというとんでもない状況の中マーケットに到着。

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ここフリーマントルでは12月最初の日曜日。道行く人皆笑顔で休日を満喫されています。凄く陽気で日本との違いを強く感じますね。

マーケットの中も散策。お土産やら生鮮食品やらなんでもござれ。こう言ったお店で女子高生4人組も買い物したのでしょうね。でも卵もプリンも見かけなかった、かな?

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道中竪谷さんにサモサをご馳走になったり生搾りオレンジジュースを飲んだり休憩を挟んだりしつつ次の観光地フリーマントル刑務所へ。

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竪谷さんもフリーマントル刑務所は初という事でツアーに申し込み。この地の成り立ちから様々な事件、重要な人物など盛り沢山の1時間半でした。勿論英語は全然聞き取れないので解説用の子機に頼りきりです。


ツアー直後施設内の売店で水分補給を兼ねた休憩。そこでも竪谷さんとのよりもい話に花を咲かせます。BGMだけでシーンが思い浮かんで来る様になってきた事、館林に行ってアニメの中に出てきた場面が目の前に広がっている事に感動し、これが聖地巡礼なのかと感じた事。フリーマントルでよりもいの話で盛り上がる、夢の様な時間が過ぎて行きます。


さて仕切り直して現地時間15時過ぎ、既に当初の予定は全てこなしましたが此処で1つ竪谷さんにお願いをしてみます。

「7話に出てきた敏夫達が牡蠣を食べているお店を特定したい」

55次時代の竪谷さんブログをご覧になった方ならご存知でしょうがあのシーンと一致する写真がブログにされていますよね。

どんなシーンだったのかを説明するとあっと言う間に特定が終わり移動を開始します。よくよく聞くと55次隊は行きも帰りもフリーマントル経由だったそうで、そんな中牡蠣を食べたのは帰国直前のそのお店だけだったそうです。


そんな訳で下手をすると制作チームも知らない可能性がある元ネタのお店に到着。その名も『Cicerello's Fremantle』(チセレロズ)

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因みに竪谷さんは間違いなくウチの牡蠣の方が美味しいと仰られておりました。またじんからさんへ行かねば。

まぁ実際にこのお店で頂いたのはフィッシュ&チップスなんですけどね。お酢もまろやかで想像していたよりも遥かに美味しかったです。毎日食べたいかと言われると自信を持ってNOと答えますが。

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これにて牡蠣の元ネタは判明しましたがそうなると次は覆面女子高生が隠れていたお店の外観が問題になります。竪谷さんに例のシーンを見て頂くとこれも直ぐに思い当たるお店があると言う事で早速移動します。



この移動の最中、この旅で最も深く心に刻み込まれた言葉を竪谷さんから掛けられます。


『日本ではお店とお客という関係で中々話し込む機会が無かったけれど、今こうしてフリーマントルで同じ方向を向いてよりもいについて語り合って居るなんてなんとも不思議な話ですね』(要約)


この言葉で昨日からのフワフワとした高揚感の正体がわかった気がしました。

居酒屋の店主対アルコールアレルギーの私。本来であれば決して交わる可能性の無かった人生でしょう。けれどたった1つ、宇宙よりも遠い場所と言う作品によって竪谷さんとの出会いがもたらされました。年齢も立場もこれから向かう場所も異なるけれど、それら全てを取り払って今ここフリーマントルに集結した。そして同じ様によりもいの話題で盛り上がり、笑い、聖地巡礼をしている。それが堪らなく嬉しくて楽しくて幸せなんだ。この旅が宇宙よりも遠い場所に寄って出来た縁の1つの集大成でもあったんだ…。


そんな考えが頭をめぐり、涙が出そうになりながら目的のお店へ向かいます。


1軒目は昨晩観測隊員さん達と食事をしたお店。外階段の形状がやや似ている様にも見えましたがどうにも合致しません。再度確認して頂くとあのお店かな、とすぐさま移動。2回目ともなると街並みと位置関係を完全に把握されておられます。


そして辿り着いたお店がこちら『SOMa kitchen』。外壁の形状がズバリですね。這い蹲っている覆面女子高生が見えてきます。

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原作の雰囲気を出すために画角に入ってくださる竪谷さん。サービスが凄すぎます。

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長年の謎が解明された所で時刻は16時半近く。この後竪谷さんは私用品の買い物とじんから立ち上げ時にお店のヘルプにも入って頂いていた後輩?の方とお会いする予定が有ると言う事で既にWi-Fiも切れ現在地すら分からない我々は取り敢えず買い出しについて行く事に。

最終的に駅前の大きなスーパーに飛び込みましたが日曜日は17時閉店、時間ギリギリです。ラップを探されている隊員さんにお会いしたり朝食にパンが出る事が多いので自分用に牛乳を購入される竪谷さんなど現地でないと分からないリアルな生活感を間近で感じます。

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竪谷さんと別れた我々は樹さん宿泊ホテルのフリーWi-Fiを拾うなどして情報を取得し帰国に向けた準備を進めます。


そして現地時間19時、いよいよ帰国の時間が迫ります。

竪谷さんとも無事合流でき最後にしらせをバックに記念撮影。

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出発までの十数分、また色々な会話を交わします。現地フリーマントルの事、南極の事、後輩さんに熱くよりもいを語りだす竪谷さん。肩肘張らないお話、けれどかけがえのない一生の宝物となりました。

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最後に改札で竪谷さんと固く握手を交わします。

わざわざ此処まで来てくれてありがとう、かけて頂いた言葉に様々な感情が湧き上がり涙が溢れそうになります。けれど必死に涙を堪えて言葉を返します。南極へはここからが本番、旅の門出は笑顔で無くてはいけません。

定刻通りパースへ向けて電車が走り出します。竪谷さんもしらせもその姿を確認できなくなりフリーマントル聖地巡礼も終わりを迎えようとしています。


電車バスを乗り継いでパース空港へ到着(道中はほぼ全て樹さんにおんぶに抱っこしてもらいました)

そしてここでツイッターでも報告した最期のトラブルが発生です。メルボルン経由で東京に帰国するはずが出てきたチケットは何故かブリスベン経由。全然場所が違います。

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カウンターで聞けば何やらダウングレードされたとの事。疲労感もピークを迎えなんだかよく理解できないままチケットに従い出発ロビーへ向かいます。


現地時間23時半頃パースを出発、時差の修正もあり午前6時過ぎブリスベンへ到着。降り立った感想は暑い!パースでは全く湿気を感じませんでしたがこちらでは蒸す様な湿度を感じます。

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ブリスベン空港では日向さんがお土産に買いそうな謎の像を写真に収めたりしつつ疲労と寝不足でぼんやりしていたらあっという間にフライトの時間に。日本迄あと少し…。

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そして日本時間12月2日(月)午後18時過ぎ1泊4日の弾丸巡礼を終え無事日本に帰国となりました。


旅をした共に樹さんとも例のセリフで別れを告げます。

『ねえ、ここで別れよ』

『うん、言うと思ってた。じゃまた来週の結月誕で』

『『ご安全に』』


宇宙よりも遠い場所聖地巡礼として、そして竪谷さんのお見送りの為に遠くフリーマントル迄旅をしてきました。これは以前の私では決して起こり得ない行動です。

よりもいに出会い、日々新しい行動を起こし、知らなかった事を知り。まだ見ぬ未知の世界で新たな出会いをして、そうやって1つづつ積み上げて来たものが私の背中を押してくれました。そしてこれからもまだ見ぬ世界を知る為に、きっとまた旅に出るのでしょう。

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最後に竪谷さんはじめ第61次南極地域観測隊の旅の安全と成功を祈願してこの記事の〆と致します。

ご安全に!